大人ピアノ

【楽典とは】ピアノ初心者が基礎を学ぶために買った本とドリルを比較レビューしました

楽典入門

りこ
りこ
楽典って、そもそも趣味ピアノに必要なの?

楽典とは(がくてん、英: musical grammar)は、音楽に関する活動(演奏など)のために必要な最低限の知識のこと。「音楽の文法」や「楽譜の文法」などと言われることもある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%BD%E5%85%B8

\ 大人趣味ピアノ再開組のわたしの結論 /

楽典の知識がなくてもピアノは弾ける。

当たり前ですが、別に楽典の知識なんてなくたって、ピアノの演奏を楽しむことは可能です。

しかし、楽典の基礎が備わるだけで、次のようなメリットがあります。

  • 楽曲をより深くより高いレベルで理解できる。
  • 結果的によりよい演奏につながる。
  • 先生からより専門的なアドバイスを受けられる。

りこ
りこ
つまり楽典の基礎を身に着けることは、真剣にピアノを弾いている人にとってはいいこと尽くし。

読者
読者
でも楽典はちんぷんかんぷん。一体どこから手を付けていいのやら。

そこで「これから楽典を勉強してみようかな」と思っている大人の楽典超初心者向けに、

  • わたしの楽典学習の第一歩
  • これまでに日本から取り寄せて実際に使った参考書(本、ドリル)

をレビューしました。

わたし自身、楽典の学習途上にあって全く偉そうに言える立場ではないのですが、楽典参考書購入時の参考になれば幸いです。

ジュニアクラスの楽典問題集|ドレミ楽譜出版社

ピアノを再開して1年ほど経ったころのことです。

ピアノの先生
ピアノの先生
できればそろそろ楽典の知識があったほうがいいですね。

その時先生がおすすめして下さったのが、ジュニアクラスの楽典問題集

  • 難しすぎず、量も適当なので、最後まで挫折せずやり通せる
  • 超初歩から段階を追って学べる
  • スペースが大きく書き込みやすい。

ジュニアクラスの楽典問題集はタイトルの通り子供向けですが、大人の超初心者が初歩を学ぶのにもピッタリ。

りこ
りこ
ジュニアクラスの楽典問題集から楽典学習に取り掛かったのは大正解でした。

「子供用なんて自分のプライドが許さない」場合には、 読んでわかる! きいてわかる! 楽譜の読み方 大人の楽典入門 もいいかもしれません(私自身は未使用です)。

ジュニアクラスの楽典問題集と同じく、超基礎的なレベルの知識を説明してくれているのに、タイトルがしっかり「大人の」楽典入門となっています(笑)。

こちらから試し読みできます。

学生の楽典ドリル(解答篇付) 音大受験のための毎日の確認|坪野 春枝 編著

ジュニアクラスの楽典問題集は薄い本ですので、あっという間に終わります。

その次に先生に紹介してもらった問題集が学生の楽典ドリルでした。

ピアノの先生
ピアノの先生
高校の頃、このドリルを自習時間にやってたわ。懐かしい。

りこ
りこ
え?!(;’∀’)

先生はもちろん音大卒。

その先生が音大受験準備に使っていらした問題集なわけです。

  • ドリル自体の大きさが小さく、書き込むスペースが狭い。
  • 既に楽典知識がある人向けの実践的練習問題。
  • 段階的にステップアップする構造ではない。

わたしはこの1冊を終わらせるのに相当苦労しました。

ジュニアクラスの楽典問題集とのレベル(難易度)の差といったら!

いろいろな分野の問題が順不同で出題されるため、楽典初心者には非常にキツイ構成となっています。

1ページ終わらせるのに何時間もかかってしまいました。

「レッスンと先生」という強制の契機がなければ、とてもやり終えることはできなかったと思います。

  • 拡大コピーすれば書き込みやすくなる。
  • 既に知識がある人が楽典問題に慣れるために使うには有効

りこ
りこ
初心者には向きません。「音大受験のための毎日の確認」というタイトル通りです。

楽典 理論と実習|音楽之友社

ジュニアクラスの楽典問題集レベルの本を1冊無事に終わらせたら、「楽典 理論と実習(音楽之友社)」を理解できるようになるはずです。

「楽典 理論と実習」も、ピアノの先生のおすすめで購入しました。

りこ
りこ
「楽典といえばこれ」というくらい有名な本です。

  • 最初から最後まで「通し読み」して学習できる。
  • 辞典的に「調べもの」に使える。
  • 問題を解いて知識の定着を図れる。

「楽典 理論と実習」は、体系的に過不足なく楽典の知識を網羅している上、巻末の問題集が充実しています。

索引がない!

「本のどこに何が書いてあるかわかる」程度の楽典の基礎知識があれば、 索引がなくても目次を利用して目的の情報にたどり着くことができます。

ただし、本のどこに何が書いてあるかわからない場合にはキビシイです。(^^;

りこ
りこ
欠点はありますが「参考書x問題集」として、これはぜひ手元に置きたい1冊。

ここまでは、ピアノの先生に勧められて買った書籍のご紹介でした。

ここから先は、わたしが自分の判断で購入した書籍をレビューしていきます。

音大受験生のための パーフェクト楽典 ハンドブック <ドリル・解答付> 楽典自習書の決定版!|ドレミ楽譜出版社

パーフェクト楽典 ハンドブック」は日本に一時帰国している時に、ヤマハの売り場で実際に内容を確認して購入しました。

パーフェクト楽典 ハンドブックも前述した「楽典 理論と実習」同様、基本知識の解説と問題がセットで収録されています。

  • 「楽典 理論と実習」より判が大きく、一覧性が高く見やすい。
  • 索引がある。
  • 問題の解き方(思考過程)が説明されている。

「楽典 理論と実習」 のほうが有名かつ定評がある。

りこ
りこ
実はかなりお気に入り1冊。買ってよかったです。

音大受験生のための パーフェクト楽典・問題集 【改訂版】 <ポイント解説・解答付>|ドレミ楽譜出版社

こちらはパーフェクト楽典 ハンドブック とペアになる問題集です。

「パーフェクト楽典 ハンドブック」の1.5倍ほどの厚さがあります。

  • 最初の頁から解いていけば、無理なくステップアップできる。
  • 基礎トレーニング編と実践編にわかれている。
  • 解き方、考え方の道筋も記載されている。
  • 解答に誤りがある。
  • 問題量が多いので最後までやり通すのは大変。
  • 途中で放棄すると、楽典の一部しか身につかない。

解答に納得いかない場合、わたしはレッスンの時に先生に質問して解決しています。

りこ
りこ
完全に独学で、周りに質問する人がいない場合には、困ってしまうかもしれません。

聴くだけ楽典入門~藤巻メソッド~|ヤマハミュージックメディア

机に向かって楽典の勉強をする気になれない時に、「聴くだけ」というタイトルに惹かれて購入したのが「聴くだけ楽典入門~藤巻メソッド~」。

本とCD-ROMのセットになっています。

わたしの場合、ほとんど本は見ていなくて、CD-ROMを聴くだけという方法で利用しました。

試し読みはこちらから。

  • 音声を聴くだけなので、本を読むよりとっつきやすい。
  • 音源CD-ROM付属のため、調性や音程をイメージしやすい。
  • コード理論で説明してくれる。
  • 聞き流すだけでは身につきにくい。
  • うっかりすると睡眠学習に。
  • コード理論はクラシック系の人には不評かも?

りこ
りこ
とっつきやすいけれど、やはり問題を解くことなしに楽典を身につけるのは難しいと感じました。

よくわかる楽典 (図解雑学) |ナツメ社

よくわかる楽典 (図解雑学) 」は名前の通り、CD付きの雑学辞典。

試し読みはこちらから。

  • 特に大人の(独学)趣味ピアノ学習者向け。
  • 気軽に楽しく読んで学べる楽典入門。
  • 楽典の全体像さらっとつかめる。
  • あくまで入門書。
  • すでに廃盤。

りこ
りこ
楽典の全体像をつかむのに良い入門書でしたが、いかんせん廃盤。

独・仏・伊・英による音楽用語辞典 【改訂版】|シンコーミュージック

独・仏・伊・英による音楽用語辞典」は、ピアノを再開してすぐに、楽譜に記載された音楽用語(速度、音量の強弱、奏法等)を理解するために購入しました。

さっと手軽に調べられる。

この程度の調べものならスマホで事足りる。

りこ
りこ
再開当時はスマホがなかったので、とても重宝しました。

エッセンシャル・ディクショナリー 楽典・楽譜の書き方| ヤマハミュージックメディア

楽典の問題集では、五線譜に書き込んで解答する問題が多いです。

その結果、「これって五線譜にどう書くのが正しいの?」と、記譜法に関する疑問が山のように湧きあがります。

その疑問を手早く解決するために、「エッセンシャル・ディクショナリー 楽典・楽譜の書き方」を購入しました。

試し読みはこちらから。

  • 事典スタイルなので検索しやすい。
  • この手の疑問をスマホで検索するのは手間がかかる。
  • 小さい本だが、老眼でも読みやすいレイアウトと字の大きさ。

疑問点を調べる本。これだけで記譜法を学ぶのは無理。

りこ
りこ
記譜に関する疑問をさっと解決するのに便利です。

和声と楽式のアナリーゼ|音楽之友社

楽典の問題集を数冊やり終えても、「和声」がよく理解できなかったため、Amazonのレビューを参考に「和声と楽式のアナリーゼ」を購入しました。

Amazonでは「初心者にも容易に理解できる」と評判。

誰にでも容易に理解できるとは思えない…特にわたし。

楽典を学んで「和声」が理解できるようになれば、楽曲演奏に活かせるはず。

そう思ってこの「和声と楽式のアナリーゼ」にチャレンジしたのですが…

りこ
りこ
難しくて楽典学習がここで止まってしまいました。(´Д`)

とはいえ、完全に諦めたわけではありません。

今後も時間を見つけて、少しずつ楽典の勉強を進めていきたいと思います。

ピアノ初心者向け|楽典ドリルと本のまとめ

最初歩|最初の1冊

参考書として手元に置きたい1冊

楽典問題集を使う時の注意点

本やドリルに直接書き込まず、(拡大)コピーして使いましょう。

楽典の知識は一度やったくらいでは身につきません。

1冊の本をコピーして使うことで、何度でも反復練習することができます。

りこ
りこ
最初の頃、ドリルに直接書き込んでしまい、後で後悔しました。

\ ベートーヴェン /

ピアノソナタの楽譜とCDをレビューしました。

ベートーヴェン
【比較】ベートーヴェンソナタの楽譜とCD|好きでついつい買い漁るうちにさすがに増え過ぎた件所持するベートーヴェンピアノソナタの楽譜とCDを比較レビューしました。ピアノ中級者向けの内容になっています。購入の参考になれば幸いです。...