雑記

【ミュンヘン】教会まとめ|旧市内の14教会の歴史、見どころ、アクセス、トリビアをチェック!

ミュンヘンの教会まとめ

ミュンヘンの中心部にある著名な教会をさっと一覧できるよう、簡略にまとめました。

ミュンヘン観光前に

  • 教会の歴史
  • 見どころ
  • アクセス
  • その他トリビア

を確認するのにご利用ください。

りこ
りこ
「教会なんて…」と思っている人のために、教会見学を楽しめる情報を盛り込みました!

聖ペーター教会|St. Peter / Peterskirche / Alter Peter

聖ペーター教会|St. Peter
聖ペーター教会
【ミュンヘン】聖ペーター教会|見晴らし最高の展望台から映え写真を撮ろう!聖ペーター教会の展望台はミュンヘンNo.1の見晴らしスポットです。ここからミュンヘン観光の記念に残る映え写真が撮影できます。教会見学前に読んでおけば役に立つ予備知識をわかりやすく記事にしました。著者は在ミュンヘン。...

ミュンヘンで最も見晴らしがよいと言って過言ではないのが、聖ペーター教会の展望台。

聖ペーター教会についてはこちらの記事にまとめています。

歴史

聖ペーター教会は、ミュンヘンにある一番古い教会。

りこ
りこ
聖ペーター教会の歴史はミュンヘンの街の歴史そのもの。

見どころ

聖ペーター教会の、観光客にとっての魅力は次の3点。

  • マリエン広場直ぐという立地の良さ
  • 展望台からミュンヘン中心部の絶景が眺められる
  • 美しい教会内部

アクセス

マリエン広場からすぐ。

【住所】
Rindermarkt 1, 80331 München

【電話】
+49 89 210237760

【展望台営業時間】
月ー土  09:00 – 18:00
日祝 10:00 – 18:00
ただし急な変更の可能性もあります。

【注意が必要な日】

  • 聖金曜日(Karfreitag)と告解火曜日(Faschingsdienstag):展望台は終日営業していません。
  • 12月24日(Hl. Abend) と12月31日(Silvester):14時以降は入場できません。
  • 聖体の祝日(Fronleichnam / Pfarrfronleichnam):12時以降は入場できません。
  • ミュンヘン市の誕生祭(Stadtgründungsfest):11時以降は入場できません。
  • 天候により臨時休業します。

【展望台入場料】

  • 大人 3ユーロ
  • 大学生(有効な身分証提示要) 2ユーロ
  • 学生(6-18歳) 1ユーロ
  • 6歳未満の子ども 無料

公式サイト

ミュンヘン聖霊教会|Heiliggeistkirche

ミュンヘン聖霊教会(Heiliggeistkirche)

聖霊教会ミュンヘン最古の教会のひとつです。

しかし、マリエン広場からも近く、観光客に人気のヴィクトアーリエンマルクトすぐという立地にもかかわらず、聖霊教会はあまり注目されることがありません。

これはとても残念。

教会の中に入ったら、その内部の可憐な美しさにビックリすると思いますよ。

歴史

ミュンヘン聖霊教会(Heiliggeistkirche)の歴史

1251年 バイエルン公オットーにより建設

聖霊教会の起源は、ミュンヘンの城壁の外に作られた、貧しいもの、病気に苦しむものを助けるための病院(Spitalkirche)でした。

その病院の中にあった小さなチャペルが、のちに正式にミュンヘンの教会区として認められ、初めて教会となったのです。

1327年2月13日 ミュンヘンの大火事により聖霊教会も焼失

当時のミュンヘンの街は、現在とは異なり木と藁でできていたため、この大火事により、2日間で町の3分の1が燃えてしまいました。

この時は、バイエルン公ルートヴィヒが聖霊教会を再建。

1806年 バイエルン王マクシミリアン1世は、聖霊教会中庭の病院廃止を決定

1800年代に、教会財産を国家の管轄下に置こうとする「世俗化(Säkularisation)」 の動きが高まり、この時に聖霊教会も国家の管理下に置かれることになりました。

時の支配者マクシミリアン1世は、病院の建物を取り壊し、手狭になったマリエン広場から商店を移転することにしたのです。

りこ
りこ
これが現在のヴィクトアーリエンマルクトの起源になります。

1823年 病院はエリーザベティーネン修道院に移転

これにより、少しずつ病院の建物は取り壊されていき、現在では教会の建物だけが残っています。

見どころ

ミュンヘン聖霊教会内部

聖霊教会の中は、まるで宮殿のよう。

教会の外観からは想像もできない、数々の繊細な装飾。

りこ
りこ
そのギャップに驚きを隠せません。

高祭壇

ミュンヘン聖霊教会高祭壇

天井のフレスコ画

ミュンヘン聖霊教会天井のフレスコ画

特に身廊中央のフレスコ画は、 アザム兄弟の兄、コスマス・ダミアン・アザム(Cosmas Damian Asam)によるものです。

ミュンヘン聖霊教会天井のフレスコ画

パイプオルガン

ミュンヘン聖霊教会パイプオルガン

りこ
りこ
これはもう、お姫様のお部屋ですよね。

アクセス

ミュンヘン聖霊教会

マリエン広場からヴィクトアーリエンマルクトに歩いていく途中にあります。

【住所】
Prälat-Miller-Weg 1, 80331 München

【電話】
+49 89 24216890

【営業時間】
月ー土 9時00分~19時00分
日曜日 8時30分~19時00分

【入場料】
無料

聖母教会(フラウエン教会)|Der Dom zu Unserer Lieben Frau / Frauenkirche

フラウエン教会(聖母教会)
フラウエン教会
【ミュンヘン】フラウエン教会(聖母教会)に残る「悪魔の足跡」とはミュンヘン最大の教会、フラウエン(聖母)教会。「悪魔の足跡」が残る教会として有名です。現地在住者が教会の歴史と「悪魔の足跡伝説」をわかりやすくまとめました。最新のアクセス情報(営業時間、行き方等)も掲載。...

聖母教会(聖母教会)と悪魔の足跡伝説については、こちらの別記事にて詳しく解説しています。

歴史

15世記にミュンヘンの街は大きく成長し、人口も増加。

新しく大きな教会が必要になりました。

そこで1468年から20年の歳月をかけて建造されたのが、フラウエン教会です。

見どころ

  • 「悪魔の足跡」
  • 展望台からの眺め(残念ながら現在も工事中につき登れません)

アクセス

マリエン広場から歩いてすぐ。

【住所】
Frauenplatz 12, 80331 München

【電話】
+49 89 2900820

【時間】
7時30分~20時30分(冬時間の時期は20時まで)

【入場料】
無料

公式サイト

アザム教会|St.-Johann-Nepomuk-Kirche / Asamkirche

アザム教会
アザム教会
【ミュンヘン】アザム教会|アザム兄弟が自分たちのためだけに作った究極のプライベート教会ミュンヘンのアザム教会は豪華絢爛。その怪しい美しさが見る人を魅了してやみません。そんなアザム教会の魅力をトリビアをまじえつつ記事にしました。これを訪問前に読んでおけば、見学が3倍楽しくなること間違いなし。...

アザム教会の詳細はこちらの記事にまとめています。

歴史

ミュンヘンの数々の教会の装飾を手掛けた、芸術家のアザム兄弟。

この兄弟が自分たちの住んでいる建物の隣に、自分たちのためだけに建設したのがアザム教会です。

見どころ

アザム兄弟の手による素晴らしい装飾の数々

アクセス

最寄り駅 地下鉄ゼンドリンガー門駅(Sendlinger Tor)から徒歩4分

【住所】
Sendlinger Str. 32, 80331 München

【電話】
+49 89 23687989

【入場料】
無料

テアティナー教会|Die katholische Kirche St. Kajetan und Adelheid / Theatinerkirche

テアティナー教会|Die katholische Kirche St. Kajetan und Adelheid / Theatinerkirche

一般的にはTheatinerkirche(テアティーナーキルヒェ)と呼ばれますが、実は正式名称はSt. Kajetan(ザンクト・カエタン)です。

テアティナー教会|Die katholische Kirche St. Kajetan und Adelheid / Theatinerkirche

歴史

ヘンリエッテ・アーデルハイト・フォン・ザヴォイエン
Antonio Triva / Public domain

肖像画の女性は、ヘンリエッテ・アーデルハイト・フォン・ザヴォイエン(Henriette Adelheid von Savoyen)。

バイエルン選帝侯フェルディナント・マリア (Ferdinand Maria)の妻です。

1659年、ヘンリエッテは「もし自分に皇太子が生まれたら、最も美しく最も高価な教会を寄付します」と願をかけました。

1662年、願い通りに皇太子マクシミリアン2世エマヌエル(Maximilian II. Emanuel)を授かったヘンリエッテ。

そのお礼として作られたのが、このテアティナー教会です。

りこ
りこ
ちなみに、ミュンヘンのニンフェンブルク宮殿もこの2人が作らせたものです。

しかし、教会が聖別された後も、外壁は長い間未完成のまま放置されます。

フランソワ・ドゥ・クヴィリエ親子(François de Cuvilliés)の手により、ロココ様式の外壁が完成したのは、教会が聖別されて約100年後、1765年のことでした。

これは、外壁完成当時バイエルンの統治者であったマクシミリアン3世ヨーゼフ (バイエルン選帝侯)とマリア・アンナ・ゾフィア・フォン・ザクセンの合同の紋章です。

第二次世界大戦時中の1945年から1946年にかけて、テアティナー教会は部分的に激しく損壊。

1946年~1955年まで、約10年の年月をかけて修復されました。

さらに、2001年から大規模な修復作業が続いていましたが、2019年にようやく工事が完了。

私がミュンヘンに来たのが2002年なのですが、2019年までは、テアティナー教会の工事中の姿しか見たことがありませんでした。

自分の中では「いつも工事している教会」だったテアティナー教会。

りこ
りこ
やっと工事の覆いが取れて、感慨ひとしお(^^♪

見どころ

高祭壇

テアティナー教会高祭壇

豪華な装飾

テアティナー教会内部

講壇(説教壇)

テアティナー教会講壇

天井のドーム

テアティナー教会天井ドーム

りこ
りこ
修復作業直後だからか、すべてがひと際白く美しく輝いています。

アクセス

地下鉄オデオン広場駅すぐ

【住所】
Salvatorplatz 2A, 80333 München

【電話】
+49 89 2106960

【時間】
毎日 7時00分~20時00分

【入場料】
無料

聖ミヒャエル教会|St. Michael / Michaelskirche

聖ミヒャエル教会|St. Michael / Michaelskirche

聖ミヒャエル教会の正式名称は、ドイツ語でSankt Michael(ザンクト・ミヒャエル)。

しかし普段はMichaelskirche(ミヒャエルスキルヒェ)と呼ばれています。

聖ミヒャエル教会|St. Michael / Michaelskirche

聖ミヒャエル教会は、ミュンヘンのマリエン広場とカールス広場を結ぶ歩行者天国、ノイハウザー通り(Neuhauser Straße)にあります。

ノイハウザー通りはミュンヘンのメインストリートかつ、ショッピングストリートです。

カーニバルやクリスマスマーケットの時期には出店も立ち並び、より一層賑やか。

教会の正面には、聖ミヒャエル教会の守護聖人である大天使ミヒャエルブロンズ像が飾られています。

「悪魔を克服した勝利者大天使ミヒャエル」
「悪魔を克服した勝利者大天使ミヒャエル」フーベルト・ゲルハルト作ブロンズ製彫刻

歴史

イエズス会の教会として誕生

聖ミヒャエル教会は、イエズス会の教会です。

それゆえ、教会入り口の扉の上には、イエズス会の名前(IHS)が大きく刻まれています(写真参照)。

太陽型の輪の上にいるのは、地球儀を手にした幼いキリスト。

人々に人生の道を教え諭しています。

イエズス会の教会

イエズス会の主な活動は、高等教育と研究活動といった「教育活動」。

バイエルン公のアルブレヒト5世はイエズス会の「教育精神」に心酔し、彼の息子ヴィルヘルム5世をイエズス会士のもとで教育を受けさせます。

聖ミヒャエル教会は、この2人の親子により対抗宗教改革のひとつとして建設されたのです。

第二次世界大戦時に大きく損傷

第二次世界大戦時に破壊された聖ミヒャエル教会の様子

第二次世界大戦中の1944年、連合軍の空爆により、聖ミヒャエル教会は大きな損害を被りました。

その時の様子は、教会内の写真展示に見ることができます。

1945年の聖ミヒャエル教会

1946年から1953年の復興作業により、聖ミヒャエル教会の大部分が再建されました。

しかし、最終的に改装工事が完了し、聖ミヒャエル教会が誕生当初の姿を取り戻したのは、1980年代のこと。

さらに2009年から2013年には、4百万ユーロをかけて正面外壁(像を含む) 補修工事が行われました(Wikipedia)。

日本語のガイドブックあり

聖ミヒャエル教会日本語ガイドブック

聖ミヒャエル教会の歴史を詳しく説明した小冊子が、3ユーロで売られています。

【掲載情報】

  • 鮮やかなカラー写真
  • 分かりやすい年表
  • ミサの時間

記念絵葉書もあります。

ガイドブック、絵葉書とも、代金は箱に投入してください。

絵葉書

見どころ

ミュンヘン聖ミヒャエル教会内部

聖ミヒャエル教会の内部の荘厳さには圧倒されます。

十字架上のイエズス・キリスト

十字架上のイエズス・キリスト

このキリスト像は、ミケランジェロの最後のスケッチを手本にしたと言われています。

高祭壇

ミヒャエル教会高祭壇

磔となったキリストの十字架の下に伏すのは、マリア・マグダレナ

高祭壇は、ウェンデル・ディートリヒ製作(1588年)。

講壇(説教壇)

聖ミヒャエル教会講壇(説教壇)

現在の講壇(説教壇)は教会建立100周年を記念して、1697年に作られたものです。

バイエルン公の地下霊廟

聖ミヒャエル教会地下大公霊廟に続く階段

聖ミヒャエル教会の見学の際、絶対に見忘れてはいけないのが、バイエルン公の地下霊廟

フラウエン教会の地下霊廟は壁に埋め込まれた石碑が見られるだけですが、こちら聖ミヒャエル教会の地下霊廟では、王族たちの棺を実際に目にすることができます。

ノイシュヴァンシュタイン城を建設した、ルートヴィヒ2世もこの地下霊廟に埋葬されてます。

ノイシュヴァンシュタイン城
ノイシュヴァンシュタイン城
ルートヴィッヒ2世
ルートヴィヒ2世

\  ルートヴィヒ2世の謎の死 /

ルートヴィヒ2世の奇行から、彼の精神状態を不安視した家臣たちは、彼を廃位。

ルートヴィヒ2世はその後、シュタンベルク湖で医師のベルンハルト・フォン・グッデン(Bernhard von Gudden)と共に水死体となって発見されます。

ルートヴィヒ2世の謎の死についてはこちらの記事をご参照ください。

地下霊廟に安置された棺の大きさは様々。

1番大きくて立派な棺がルートヴィヒ2世のものです。

生まれてすぐになくなった赤ちゃん用の棺の大きさをみると、胸が詰まります。

地下霊廟は撮影禁止です。

聖水盤に佇む天使像

聖ミヒャエル教会の「聖水盤に佇む天使像」
1596年 フーベルト・ゲルハルト作

夫
これを見ると、子どもの時に受けた洗礼を思い出すね。

パイプオルガン

聖ミヒャエル教会パイプオルガン

アクセス

【住所】
Neuhauser Str. 6, 80333 München

【電話】
+49 89 2317060

【教会営業時間】
月曜日 10時00分~19時00分
火曜日 8時00分~20時15分
水曜日 8時00分~19時00分
木曜日 8時00分~19時00分
金曜日 10時00分~19時00分
土曜日 8時00分~19時00分
日曜日 7時00分~22時15分

【教会入場料】
無料

【地下霊廟営業時間】
月ー金  9時30分~16時30分
土曜日  9時30分~14時30分
12月24日、31日、キリスト教祝日 (諸聖人の日を除く) には営業していません。

【地下霊廟入場料】
大人 2ユーロ
大学生(身分証提示要) 1ユーロ
子ども(11 ~ 17歳) 1ユーロ
詳しくはお問合せください。

公式サイト

ミュンヘン三位一体教会|Dreifaltigkeitskirche

ミュンヘン三位一体教会(Dreifaltigkeitskirche)

歴史

ミュンヘン三位一体教会歴史

三位一体教会は、後期バロック様式で建てられたミュンヘン初の建物です。

1711年から1718年にかけ、建築家ジョバンニ・アントニオ・ヴィスカルディ(Giovanni Antonio Viscardi)の設計に基づいて建立されました。

りこ
りこ
ジョバンニ・アントニオ・ヴィスカルディは、後述するビュルガーザール教会も設計しています。

三位一体教会は、ミュンヘン市内において、第二次世界大戦の爆撃による破壊を免れた唯一の教会でした。

この教会建立当時、ヨーロッパ諸国間ではスペイン継承戦争(1701年 – 1714年)が勃発。

神秘主義者マリア・アンナ・リンドマイヤー(Maria Anna Lindmayr)は、教会を建てることで、ミュンヘンの街がオーストリア軍により荒らされることはないと何度も幻覚をみます。

彼女のこのお告げに基づいて建てられることが決まったのが、ミュンヘンの三位一体教会です。

この結果、ミュンヘンの街は戦争に巻き込まれ占領されたものの、バイエルンの他の都市とは異なり、占領軍により街が荒らされることも、ペストが大流行することもありませんでした。

見どころ

ミュンヘン三位一体教会ドームのフレスコ画

天井ドームのフレスコ画は、アザム教会を建てたコスマス・ダミアン・アザム(Cosmas Damian Asam)の手によるものです。

ミュンヘン三位一体教会高祭壇

アクセス

【住所】Pacellistraße 6, 80333 München

りこ
りこ
ちなみに、この三位一体教会の近くにバウムクーヘンで有名なカフェ・クロイツカムがあります。

ビュルガーザール教会|Marianische Männerkongregation Mariä Verkündigung am Bürgersaal zu München

ビュルガーザール教会

非常に名前が長くてびっくりしますが、普通はビュルガーザール教会Bürgersaalkirche)と呼ばれます。

ビュルガーザール教会

歴史

この人物の理解抜きに、ビュルガーザール教会の歴史を語ることはできません。

彼の名はルーペルト・マイヤー (Rupert Mayer、1848年- 1945年)。

シュトゥットガルト生まれですが、司祭として亡くなるまでミュンヘンで活躍した、ミュンヘンの街と非常にゆかりの深い人物。

ルーペルト・マイヤー

ルーペルト・マイヤーは、ナチスの危険性を1920年代にいち早く見抜いていました。

そして自らの危険をかえりみず、「カトリック信者は国家社会主義者(ナチス)にはなることはできない」と公言。

りこ
りこ
当然ナチスにとっては目の上のたんこぶ。ルーペルト・マイヤーは布教活動をすることを禁じられます。

夫
しかし彼はナチスの言うことに屈するような男ではなかったんだ。

1937年、1938年と2度逮捕された後もナチスに屈することのなかったルーペルト・マイヤー。

しかし1939年11月3日、3度目の逮捕。

ついに彼はザクセンハウゼン強制収容所に送られてしまいます。

強制収容所生活によりルーペルト・マイヤーの健康状態は劇的に悪化。

1940年8月、エッタール修道院に移され、そこで戦争が終わるまで、外部に接触することを禁じられました。

1945年、第二次世界大戦が終結。

これを機にマイヤーはミュンヘンに戻り、同年11月1日に亡くなるまで、司祭として活動しました。

ビュルガーザール教会の1階には、ルーペルト・マイヤーの胸像が設置されています。

ルーペルト・マイヤー

彼の像に触れ十字を切る信者が、今も後を絶ちません。

見どころ

教会は1階と2階にわかれます。

入り口を入ってすぐ右に2階につながる階段があります。

2階部分

ちょうどこの日は2階でミサの最中でした。

ビュルガーザール教会

2階の様子を撮影できなかったので、Wikipediaの画像をお借りしました。

ビュルガーザール教会
画像出典:Wikipedia
Rufus46 / CC BY-SA

りこ
りこ
またいずれ教会に足を運んで2階の様子を撮影したいと思います。

1階部分

ビュルガーザール教会1階

ビュルガーザール教会1階には、聖書の色々な場面を再現したキリストの像が両側にずらっと並んでいます。

キリスト像
キリスト像

そして中央にはマリア像。

マリア像

この日、ベンチに座ってマリア像に祈りをささげている信者の方が何人もいました。

ビュルガーザール教会1階

奥にはルーペルト・マイヤーにまつわる写真や品物が展示されています。

ルーペルト・マイヤーに関する展示

書籍、ロザリオ、メダイ等、キリスト教関連の品物を扱う売店は、入り口付近の右側です。

ビュルガーザール教会売店

アクセス

【住所】
Kapellenstraße 1, 80333 München

【電話】
+49 89 2199720

【時間】
月ー土 9時00分~19時00分
日曜日 定休日

公式サイト

聖ルートヴィヒ教会|St. Ludwig / Ludwigskirche

聖ルートヴィヒ教会

聖ルートヴィヒ教会(St. Ludwig)は、通常Ludwigskircheと呼ばれます。

聖ルートヴィヒ教会の所在地は、ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン(Ludwig-Maximilians-Universität München、略称:LMU München、ミュンヘン大学)の大学本館の近くです。

歴史

聖ルートヴィヒ教会内部

1829年から1844年にかけ、フリードリッヒ・フォン・ゲルトナー(Friedrich von Gärtner)の設計に基づいて建立。

教会建設の後援者はルートヴィヒ1世。ノイシュヴァンシュタイン城を建設したルートヴィヒ2世の祖父です。

2007年から2009年、老朽化により雨漏りがひどくなった教会の屋根の修理を機に、フリードリッヒ・フォン・ゲルトナーが当初計画していたモザイク模様が屋根の上に再現されました。

りこ
りこ
屋根の上の模様なんて気にしていなかったけど、言われてみれば以前よりも模様がはっきり見えますね(^^;

見どころ

高祭壇のペーター・フォン・コルネリウス(Peter von Cornelius)による巨大なフレスコ画。

最後の審判(Jüngstes Gericht)の様子を再現しています。

聖ルートヴィヒ教会高祭壇のフレスコ画

天井にもフレスコ画。

聖ルートヴィヒ教会天井画

パイプオルガン。派手さは微塵もなく、薄暗い教会の雰囲気に馴染んでいます。

聖ルートヴィヒ教会パイプオルガン

アクセス

【住所】
Ludwigstraße 22, 80539 München

【電話】
+49 89 2877990

公式サイト

諸聖人宮廷教会| Allerheiligen-Hofkirche

諸聖人宮廷教会
画像出典:Wikipedia
N p holmes / CC BY-SA

歴史

諸聖人宮廷教会(Allerheiligen-Hofkirche)とは、ミュンヘンのレジデンツ敷地内にある教会です。

1826年から1837年にかけ、フランツ・カール・レオポルト・フォン・クレンツェ(Franz Karl Leopold von Klenze)の設計に基づき建築されました。

フランツ・カール・レオポルト・フォン・クレンツェは、他にもミュンヘンのグリュプトテーク (Glyptothek)とアルテ・ピナコテーク(Alte Pinakothek)を設計しています。

見どころ

現在諸聖人宮廷教会は、2003年の改装以降、クラシックコンサート等の催し物の会場として利用されています。

りこ
りこ
クラシック音楽好きなら、ぜひ足を運んでみてください。

アクセス

【住所】
Residenzstraße 1, 80333 München(レジデンツ内)

【電話】
+49 89 290671

公式サイト

聖アンナ教会|Damenstiftskirche St. Anna

聖アンナ教会|Damenstiftskirche St. Anna
User: Bbb at wikivoyage shared / CC BY-SA

聖アンナ教会(Damenstiftskirche St. Anna)は、冒頭でご紹介した聖ペーター教会(St. Peter、„Alter Peter“ )の支部です。

歴史

1440年バイエルン公アルブレヒト3世の建てたゴシック様式のチャペルが起源。

1671年ヘンリエッテ・アーデルハイト・フォン・ザヴォイエンにより修道院となる。

1735年後期バロック様式に生まれ変わる。内装はアザム兄弟

第二次世界大戦時には、外壁の一部を除いて全壊。1960年修復。

見どころ

聖アンナ教会祭壇
Berthold Werner / CC BY-SA

アザム兄弟はバイエルン地方の多くの教会の建築に携わりました。

この聖アンナ教会も例外ではありません。

りこ
りこ
なんとなくアザム教会を彷彿とさせます。

聖アンナ教会天井画
Berthold Werner / CC BY-SA

聖アンナ教会天井のフレスコ画は、ご覧の通りセピア色です。

これは第二次世界大戦後の修復される際、参考になる資料が白黒写真しかなかったことが原因。

フレスコ画に間違った色を使用したり、見る人がオリジナル作品であるとの印象を持つことを避けるため、あえて色を塗らずにセピア色としたのです。

聖アンナ教会には、最後の晩餐の様子が再現されています。

最後の晩餐
© José Luiz Bernardes Ribeiro
聖アンナ教会パイプオルガン
© José Luiz Bernardes Ribeiro

アクセス

【住所】
Damenstiftstraße 1, 80331 München

【電話】
+49 89 23076770

ミュンヘン中心部のプロテスタント系教会

ミュンヘンのあるバイエルン地方はカトリックの影響力の強い地域ですが、ミュンヘン市内には、プロテスタント系の教会もあります。

マテウス教会|Evangelisch-Lutherischen Kirchengemeinde St. Matthäus

【住所】
Nußbaumstraße 1, 80336 München

【電話】+49 89 54541680

公式サイト

聖マルクス教会|Evang.-Luth. St. Markus Kirche

【住所】
Gabelsbergerstraße 6, 80333 München

【電話】
+49 89 2867690

【時間】
毎日 10時00分~17時00分

公式サイト

ルーカス教会|Evang.-Luth. Kirchengemeinde St. Lukas

【住所】
Thierschstraße 28, 80538 München

【電話】
+49 89 2126860

【時間】
毎日 10時00分~17時00分

公式サイト

りこ
りこ
この記事を読んで気になった教会がありましたら、ぜひ行ってみてくださいね (*^^*)

\ ミュンヘンの教会 /

アザム兄弟のプライベート教会|アザム教会

アザム教会
【ミュンヘン】アザム教会|アザム兄弟が自分たちのためだけに作った究極のプライベート教会ミュンヘンのアザム教会は豪華絢爛。その怪しい美しさが見る人を魅了してやみません。そんなアザム教会の魅力をトリビアをまじえつつ記事にしました。これを訪問前に読んでおけば、見学が3倍楽しくなること間違いなし。...

悪魔の足跡が残る|フラウエン教会(聖母教会)

フラウエン教会
【ミュンヘン】フラウエン教会(聖母教会)に残る「悪魔の足跡」とはミュンヘン最大の教会、フラウエン(聖母)教会。「悪魔の足跡」が残る教会として有名です。現地在住者が教会の歴史と「悪魔の足跡伝説」をわかりやすくまとめました。最新のアクセス情報(営業時間、行き方等)も掲載。...

ミュンヘン最古|聖ペーター教会

聖ペーター教会
【ミュンヘン】聖ペーター教会|見晴らし最高の展望台から映え写真を撮ろう!聖ペーター教会の展望台はミュンヘンNo.1の見晴らしスポットです。ここからミュンヘン観光の記念に残る映え写真が撮影できます。教会見学前に読んでおけば役に立つ予備知識をわかりやすく記事にしました。著者は在ミュンヘン。...