大人ピアノ

ピアノの先生と相性が合わないとき|続ける?それとも辞める?こんなときどうすればいい?

りこ
りこ
大人になって趣味でピアノを再開して8年目。りこです(詳しいピアノプロフィール)。

結論から言うと、一刻も早く他のピアノの先生を探しましょう。

ピアノの先生と相性が合わないと思っている場合、続けるメリットよりデメリットのほうが大きいです。

ピアノの先生とうまくいかない場合には、ピアノ自体が嫌になってしまいます。

好きなピアノを楽しく続けるためには、絶対に自分に合った先生に師事することが大切です。

りこ
りこ
わたしも苦手な先生のレッスンを辞めて、ホッとしたことがあります。あのまま続けていたら、ピアノが嫌いになりました。確実に。

ピアノの先生と相性が合わないって、具体的にどういうこと?

ピアノを弾く子供

先生の経歴

ピアノの先生と一言でいってもいろいろな人がいます。

芸大卒の先生、有名音大卒の先生、さらに大学院まで出て海外音楽留学していた先生もいれば、教育学部卒のピアノの先生もいます。

コンクールに出ていい成績を収めたい場合や、音大に進みたい場合には、当然その希望に対応できる先生を選ぶことが重要です。

りこ
りこ
でも、わたしのように趣味で習っている人の場合には、先生を選ぶ基準が当然違ってきます。

子供の頃は、祖母の知人の娘さんや、近所の子どもカワイピアノ教室の先生に習っていました。

子どもカワイピアノ教室の先生は、どこの音大を出ているとも気にせず、「家から一番近いから娘が一人で自転車で通える」という理由で母が選んだ先生でした。

それで十分楽しかったですし、自分の能力と努力の範囲内で上達もしました。

実はその先生につく前に、有名音大卒音大に行きたい生徒を主に教えている、親戚のおばさんのレッスンを数回受けたことがあるんです。

りこ
りこ
結果、3回で嫌になって先生を変わりました。

理由は、

  • 日本式のドレミファソではなく、ドイツ式音名(CDEFG)で呼ぶことのハードルが高すぎた。
  • 楽典を勉強するための練習帳のイラストが可愛くなった。

大人になった今振り返れば、「もうちょっと頑張ればよかったのに」って思いますよ。

きっと子供をピアノレッスンに通わせている親の立場からしても、今のわたしと同じことを感じるでしょう。

でもね、音大なんて目指していない普通の子供には、これが耐えられなかったのです。

こんなふうに、傍から見ると些細な事でも、ピアノを続ける本人にとっての大きなハードルになることはあり得ます。

もし子供の頃に続けてその親戚のおばさんに本格的な指導を受けていれば、わたしのピアノライフは全然違ったものになっていたでしょう。悪い意味で。

りこ
りこ
我慢して続けて、とことん嫌になってから辞めていたら、大人になってからの再開はなかったですね。

指導方針と月謝

冒頭にお話しした通り、音大に行きたい人やコンクールでいい成績を収めたい場合はそれなりの先生につく必要があります。月謝もそれなりの額になります。

この場合には、本人のやる気能力に対し、指導のクオリティとその対価が一致しやすいです。

しかしこれに対して大人の趣味ピアノの場合には、難しい問題があるんですよね。

  • 先生からどの程度の努力上達(仕上がり)を期待されるか。
  • 子供を指導する場合と同様に基礎練習も求められるか。
  • それに対しての月謝はいくらになるのか。子供のレッスンよりも高いか。

すごくやる気があって、基礎練習もしっかりやりたいと思っていても、子供より上達スピードは遅い自覚はあるし、仕事が忙しく練習時間もそれほど確保できないというのが大人の現実です。

ピアノ教師
ピアノ教師
インベンションとシンフォニアは暗譜演奏できないと合格はあげません。

りこ
りこ
それはわたしにはちょっと無理です。

ピアノ教師
ピアノ教師
大人だから、弾きたい曲だけを今の技術の範囲内で弾いていればいいのです。とにかく楽しみましょう

りこ
りこ
…(そんなにゆるゆるでOKだと、あんまり上達しなさそう)

>>関連記事 チェルニー30番40番はレベルアップに必要か?

さらに大人はいくら月謝を払うのが適切なのかです。

ピアノ教師
ピアノ教師
大人の場合は子供よりも指導が難しいので、子供よりも高いレッスン料を設定しています。

もしこの先生についた場合、同じ曲を習うのに、大人は子供よりも高い月謝を払わなければなりません。

りこ
りこ
でも同じ曲を習うということは、一応同じレベルの学習者なのだから、大人子供という年齢に関係なく同じに扱って欲しいな…

それから、月謝の決め方と値上げの理由です。

ピアノ教師
ピアノ教師
りこさんは上達してもう初級ではないので来月から月謝を上げます。これでもしばらく値上げはお待ちしたんですよ。

りこ
りこ
はぁ。

上達を理由にすでに何度か月謝が値上がりしている場合は、いつか払えない金額になるのではないかと不安になります。

思うに、お互いにとってよいのは、

  • ピアノ教室のホームページに月謝の体系が明記されていること(=自分以外の生徒の月謝がいくらかわかる)。
  • 値上げの際には少なくとも1か月以上前に連絡があること。

さらに、「自分ひとりが来月から値上がりする」と言われるよりも、「全員来年から何パーセントの値上げになります」と言われるほうが、生徒が不信感を持ちにくいです。

月謝の値上がりに(生徒の親が)納得いかないために辞めてしまうという場合は、

  • そもそもその生徒にはその月謝の設定が高すぎた(=それだけの価値を見出してもらえなかった)。
  • 値上げが不信感を抱かせるような方法で提示された。

という原因が考えられます。

りこ
りこ
大人の趣味だと財布の紐は緩くなるものだけど、無限というわけではありません。

アドバイスの質、指導の際の伝え方と言葉の選び方

レッスンに通うのは、大人の趣味なら多くても週に1度。わたしは隔週に1度しかレッスンに通っていません。

当然、レッスン時間よりも自分ひとりで練習する時間のほうが、ずっとずっと長いです。

だからこそ、その貴重なレッスンの時に

  • 自分の演奏の音楽的な問題点
  • これらを改善してより上達するために、次のレッスンまで、具体的にどのような練習をすべきか

この点について、わかりやすく説明してくれる先生がわたしにとっての「いい先生」といえます。

りこ
りこ
子供のように「見て感じて真似て学ぶ」ことのできない大人だからこそ、しっかり頭で理解できるように説明して欲しい!

でも、あまりにキツイ言い方でズバズバ言われると、やっぱり傷つきます。

ピアノ教師
ピアノ教師
りこさんはそういう性格だから、そういう弾き方なのかもしれませんが…

りこ
りこ
…(弾き方と音色って、性格の問題なの?)

先生の言葉に傷つくことが多く、先生と顔を合わせるレッスンが苦痛になるなら、今すぐ他の先生を探しましょう。

りこ
りこ
この曲が弾いてみたいのですが…

ピアノ教師
ピアノ教師
弾いてみたいなら弾いてみればいいんじゃないですか。

りこ
りこ
そうですね(もっと具体的なコメントが欲しかった…)。

先生と生徒と言っても、しょせん人間同士のやりとりなので、こんな感じでコミュニケーションがうまくいかないことも多いです。

もちろん、先生と話し合ったり、意思疎通がうまくいくように努力することで解決できる問題もあります。

でも、そもそもその先生と自分の性格が合わない場合には、あまりに踏み込んで話し合ってしまうと、さらに嫌な気分になるだけの危険があることもお忘れなく。

先生の手の大きさ

先生と自分の手の大きさが同じくらいだと理想的。

わたしは手が小さいです。

以前、手が大きな先生に習っていた時は、手が小さいことが理由で弾けないフレーズがあっても、そこまで具体的なアドバイスを貰うことができませんでした。

ピアノ教師
ピアノ教師
う~ん。手が小さい人は、ここはたぶんこんな感じで弾いていると思います。

これに対し、今習っている先生は、わたしと同じくらい手が小さいです。

ピアノ教師
ピアノ教師
ここは、わたしたちのような手の大きさだと、こんな風に弾くといいですよ。鍵盤のこの位置にこの指を置いて、このように移動します。運指はこれがおすすめ。これで次回まで練習してみてください。

りこ
りこ
この先生のおかげで手が小さい人にとって難しいフレーズもクリアできるようになりました。

先生の年齢、自分との年の差

子供の頃は大人の先生に教えてもらうという絶対的な関係でした。

でも自分も大人になると、先生とは大人同士の関係。

だから子供の時とは違って、自分と先生との関係に、ちょっと友達的な要素が出てくるわけです。

レッスンの前後に、ピアノのことだけじゃなく、プライベートな話をすることも当然ありますよね?

この時に「なんか合わないな…」と思うと居心地が悪いです。

りこ
りこ
大人になると、先生と打ち解けてピアノ以外の話をした時に違和感を感じないことも大切。

発表会が強制参加かどうか

人前演奏が苦手で、発表会に出たくない場合には、発表会参加が義務かどうかは死活問題になってきます。

でも、日頃お世話になっている先生に、「発表会は無理です。どうしても出たくありません」と切り出すことは、非常に気まずいものです。

りこ
りこ
ですから、発表会が強制参加なのかは、ピアノ教室を選ぶ際、最初に確認しておきましょう。

>>関連記事 ピアノの発表会に出たくない!|大人の生徒も参加しないとダメですか?

では、自分に合う先生を選ぶにはどうしたらよいのでしょうか?

ピアノの先生の失敗しない選び方

ピアノを演奏する人

まずは体験レッスンに参加する

大切なのは、広告だけを見て決めてしまわないことです。

その先生に習うかどうかを決める前に、体験レッスンは必須です。

ドイツでピアノを習う場合は、日本とは違う点がいくつかあります。

  • 初めに必ず契約書を交わす。
  • 辞める際には、最低1か月から3か月以上に相手に伝える必要がある(契約の内容による)。
  • 月謝は手渡しではなく、口座振り込み

日本のように、いきなり電話やメールで「もう辞めます」というわけにはいきません。

りこ
りこ
それだけ決めるのに慎重になります。

それでもやっぱりダメな時もある

ただ、一度くらいの体験レッスンでは先生との相性の本当のところはわかりません。

だいたい3か月くらいたってみて「なんか違った…」とか、「最初はどうかと思ったけど、この先生にしてよかった」と思うのが普通です。

しかも、人間同士の相性ですから、自分が合わないと思っているときは、先生も合わなくて教えにくいと思っているかもしれませんよ?

お互いが努力してもどうにもならない居心地の悪い関係なら、無理しないのが賢明です。

さすがに先生から「もうあなたには教えられないからやめてください」と破門はしづらいようなので、だったら生徒から辞めるほうがいいような気がします。

りこ
りこ
実際、「あの生徒が辞めると言ってくれてホッとした」と先生が思っていることもありますよ。

【まとめ】ピアノの先生と相性が合わないとき

  • 自分が必要とするレッスンを提供してくれる先生を探そう。
  • 体験レッスンを利用しよう。
  • 合わない場合には、お互いのために別れよう。

りこ
りこ
結婚生活じゃないのだから、ここで我慢する意味はないです。好きなピアノだからこそ楽しく続けましょう。

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